Raspberry Piをスマートプラグで時間や遠隔起動!省エネかつ手間なし起動術

目次

スマートプラグとパイの相性が良い理由

最近、私はラズベリーパイと SwitchBotコンセントなどのスマートプラグ の組み合わせがとても便利だと感じています。理由はシンプルで、ラズベリーパイやRaspberry Pi Picoは「電源が入った瞬間からプログラムを動かせる」からです。

  • Pico:電源投入直後に main.py が実行される
  • Raspberry Pi:OS上でスケジュールを組み、指定時間に自動実行できる

これに「遠隔や自動で電源を入れられるスマートプラグ」を組み合わせると、機器の起動や制御がさらに便利になります。

スマートプラグとパイの相性が良い理由

例えば以下のような使い方が考えられます。

  • 遠隔からラズパイの電源を入れて、監視カメラやセンサーを起動
  • 決まった時間にスマートプラグで給電開始 → 自動でプログラム実行
  • Picoに組み込んだガジェットを「電源オン → すぐに動作」させる

つまり、ラズベリーパイやPicoを 「時間や外部指令で確実に起動できる」 ようになるわけです

ラズベリーパイで時間指定実行する方法

Raspberry Pi(LinuxベースのOS)には、cron(クーロン) と呼ばれるスケジューラが標準搭載されています。これを使うと「指定した時間にプログラムを自動で実行」できます。

STEP
cronの設定を開く

ターミナルで次を入力します。

crontab -e
STEP
実行スケジュールを記述

例えば、毎日朝9時にPythonスクリプト(myscript.py)を実行したい場合

0 9 * * * /usr/bin/python3 /home/pi/myscript.py

フォーマットは以下の通りです。

分 時 日 月 曜日 コマンド

0 7 * * 1-5 → 平日の朝7時に実行

*/10 * * * * → 10分ごとに実行

STEP
ログや確認

実行確認は /var/log/syslog をチェックできます

grep CRON /var/log/syslog

Picoとの違い

  • Raspberry Pi:OS制御 → cronで時間指定、複数ジョブ管理が可能
  • Raspberry Pi Pico:OSがない → 電源投入時に自動で main.py が走るシンプル構造

この違いがあるからこそ、スマートプラグを組み合わせるとそれぞれの特徴を活かせます。

活用アイデア例

・定時にラズパイを起動して、ニュースや天気情報をスクレイピング

・夜だけPicoでLED照明やセンサーを動かす

・外出先からスマホ操作でラズパイをONにして、VPNサーバーやカメラを起動

まとめ

ラズパイとスマートプラグの相性はまさに抜群です。ぜひご自身のプロジェクトでも試してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次