10%ポイント還元は9.1%しかお得じゃない?“半額還元”の本当の意味

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はじめに

「50%ポイント還元!」という文字を見ると、誰でも得した気分になりますよね。でも実は、“50%オフ”とは全く違う仕組みで、実質の割引率は思ったより低いんです。
この記事では、その仕組みと数字のカラクリを分かりやすく説明します。

50%オフと50%ポイント還元の違い

手持ちの現金は10,000円で10000円の商品を買いに来ている、とします。

内容50%オフ50%ポイント還元
支払う金額半分(即値引き)全額支払い
戻り方すぐに安くなるポイントで戻る
現金支出5,000円10,000円
次の買い物影響なしポイントで安く買える

2回目の買い物ではポイント還元は同じ10,000円の商品を買うのに5,000円+5,000ポイントを支払うことになります。(50%オフは5,000円の支払いです)

つまり、20,000円の商品を買うのに使ったお金は15,000円(実質割引率は25%)ということです。

実質割引率テーブル

還元率(%)1回目支払い2回目支払い合計支払い合計購入額実質割引率
1010,000円9,000円19,000円20,000円5.3%
208,000円18,000円10%
505,000円15,000円25%
604,000円14,000円30%

永続的に続けたときの実質割引率

毎回同じ店でポイントを使い続けたときの「理論上の最大値」は以下になります。

実質割引率 = 還元率 / (1+還元率)

還元率(%)実質割引率(%)(∞回続けた場合)
109.1
2016.7
3023.1
4028.6
5033.3
10050

つまり、10%ポイント還元をずっと繰り返しても、実質9.1%安いだけです。

まとめ

このようなパッと見同じと感じてしまう数字のマジックが生活の中には存在しています。
もし、ポイント還元と現金値引きを選べるなら、からなず現金値引きを選んでください。

以下の場合はポイントのほうがお得、もしくは損にならないパターンもあります。
 ・ポイントを1倍以上で活用することができる場合
 ・クレジットカードなど支払いに充当できる場合

買い物をしなくとももらえるポイントは、ただただお得です。積極的にとりに聞きましょう!!

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